もともと子どもが好きだったので、児童福祉全般の勉強ができる専門学校へ進学しました。学生時代の高齢者施設での実習を通して、現状の高齢者福祉の現場を体験し、とても残念に思ったことが高齢者福祉へ進むことになったきっかけになりました。というのも、私自身が祖父母に大切に育ててもらったということもあり、同じ年代の高齢者の方々がぞんざいに扱われてる現場に涙が出ました。「自分の祖父母を安心して任せられるような施設をつくっていきたい」と思いを強くし、高齢者福祉の道へ進むことを決意しました。オリンピアへ入職した理由は、実際に見学へさせてもらい理事長やスタッフが利用者さんへ愛を持って接していると感じたからです。入職前にアルバイトもさせてもらい、ここなら理想の福祉を実現できると感じ、入職を決めました。

ショートステイにて、介護業務やマネジメント業務をおこなっています。具体的には食事介助や入浴介助、移動介助、ご家族の対応、スタッフのシフト作成、実習生の対応などを担当しています。また、コロナ禍前は利用者さんの付き添いで毎年沖縄への旅行に同行していました。上海へ行ったこともあります。旅行先では普段よりいきいきした姿を見せてくれることが多く、嬉しくなりますね！

◎1日のスケジュール例
9：00～　夜勤スタッフからの申送り、朝礼
9：30～　バイタル測定（血圧、対応、ＳＰＯ２）の実施
10：00～　利用者さんが使用する場所のハイター消毒
10：30～　食事準備（ご飯やお味噌汁の準備を利用者さんとおこなう）
11：00～　入浴介助（3～4名）
12：00～　食事の案内、食事介助、片付け
13：00～　＞＞1時間休憩＜＜
14：00～　食事準備（ご飯やお味噌汁の準備を利用者さんとおこなう）
15：00～　おやつの配膳やお誕生日会などの実施
16：00～　バイタル測定（血圧、対応、ＳＰＯ２）の実施
16：30～　利用者が使用する場所のハイター消毒
17：00　　夜勤スタッフへの申送り、看護師との情報共有、夕食の準備
18：00　　＞＞退勤！お疲れ様でした＜＜

利用者さんお一人ひとりの家族のみなさんの名前を覚えること、そして利用者さんとの会話の中でご家族のお名前を呼んで安心していただけるように心がけています。認知症の方だと新しい環境に慣れず不安を抱えてることも多いので、心の中にしっかり残っているご家族のお名前を出すことでオリンピアでの生活に安心感を持って過ごしてほしいからです。また、スッタフに対しては、特に新しく入った方が職場に馴染めるようみんなを巻き込んで良い雰囲気で働けるように心がけています。私も職歴が長いですし、ほかのスタッフも長く勤めている方も多いので、出来上がった組織という印象を抱かせないよう、新しい方も積極的に輪に入れるよう声かけをしています！

オリンピアでは利用者さんの意思をなによりも尊重しています。ほかの施設では施設のスケジュールに利用者さんが合わせて動いているという印象ですが、オリンピアでは利用者さんに合わせて生活を送ってもらっています。例えば、毎日居酒屋で晩酌をするのが日課だったご利用者さんが、グループホームに入居されたあともできるだけその日課を続けられるように、居酒屋までお一人で出かけるのを遠くから見守って付添うなど、その思いに寄り添いながらケアを行っています。このように、オリンピアでは利用者さんが自分らしく人間としての尊厳を持って生活するお手伝いができる点が私のモチベーションにも繋がっています。利用者さんがより幸せになるお手伝いができる環境です！

離職率の高い福祉業界では珍しく定着率のよい職場です。だからといって新しい方が馴染めないような雰囲気はまったくなくオープンな明るい職場なので、居心地よく働けると思います！また、介護以外のことにもチャレンジできるので飽きない職場です。学生の頃以上にイベントがあるので、充実した日々を過ごせます。ときにはカフェ店員になったり、フラダンスを踊ったり、何かの講師になったり…さまざまな職種を体験できるので刺激も多いです。学生時代より楽しい生活が送れますよ！ぜひ一緒に働きましょう！